お知らせ
うちのお墓はどこですか?
お彼岸やゴールデンウイーク
見学に来る方は少なくなるのでお墓を持っている方への応対がおもな仕事になります。
花や線香を買いたい、掃除の仕方を教えて欲しい、メンテナンスを頼みたい・・・等々。
今回はその一幕。
「すみません。うちのお墓はどこですか?」
「場所がわからないんですね。少々お待ちください。ご親戚のお墓参りですか?」
「いえ。自分のお墓です」
「え?」
「ですから私のお墓です」
「えーと・・・・・・ご自分の家のお墓の場所がわからないんですか?」
「お恥ずかしいですが、そうなんです。3年前に自分で場所を選んで建てたんですが・・・」
笑っちゃいけません。
2000基もお墓があると実際にこういうことはあるんです。
生前墓を建立したあと単身赴任で遠くに行かれてひさしぶりに掃除に来た
いつもは両親と来ていたが今回はきゅうに思い立って息子様おひとりで来た
分譲開始直後に購入し、魂入れの時点では自分のお墓しかなかった、などなど
「自分のお墓がわからなくなる理由」はいろいろあります。
この風景が・・・
こうなったとき、ご自分のお墓がわかる自信がありますか?
そのほか友人やかつてお世話になった方、学生時代の恩師など
身内の方以外のお墓へお参りに来た場合も目当ての場所がわからないことが多いようです。
もちろん管理事務所にきていただければ皆様の名簿がありますが困ったことになる場合もあります。
名簿は「いまの名義の方」の氏名で登録されているので継承した奥様や息子さんの氏名をご存知なかったり
2000件の名義のなかに同じ名字の方があれば住所や名前を手がかりに
名簿をめくって探し回ることになります。
仏様の名前の場合は一万件、もっと多くなりますのでさらに時間がかかってお待たせすることになりかねません。
忘れてしまって場所がわからないとき、一番簡単な方法は区画番号を告げてください。
すべてのお墓には住所にあたる〇区〇列〇号という区画番号があります。
これがわかれば名簿をめくる必要もなくすぐに場所をお答えできます。
「でも区画番号なんていちいち覚えられないよ」
そんな方にはいい方法があるんです。
詳しくは次回お話します。